日韓のオノマトペを知っておくべき3つの理由—第4回イベント報告
去る11月15日、風の冷たさが増してきた頃、
和風スイーツが美味しい 三越前は文明堂カフェさんにて、
PLP第4回目のイベントが開催されました。
擬音語・擬態語を楽しむためにPLPメンバーが知恵を集め
作り出したゲームがこちら★
【オノマトペ坊主めくり】
…どなたかセンスの良い名前をつけてください。。
1. 日本語・韓国語で同意義のオノマトペ(擬音語・擬態語)を
二枚一対のカードにする
2. 対になったカードがバラバラになるようにカードをふた山にわけ、
片方を裏返しにしてテーブルの中央に置き、もう片方を参加者に配る
3. 中央の山から一枚ずつカードをめくり、
手持ちのカードに対になるカードがあれば(音から推測します)
それを出し、合っていればカードを貰う
間違っていたら、出したカードは没収
3. 最後に貰ったカードが多い人が勝ち
いわゆる、”坊主めくり”の国際版です(PLPバージョン)
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本番では韓国語のカードにカタカナでふりがなを降り、
みんなで声に出しながら推測していきました。
そこで気付いた、オノマトペを知った方が良い主な理由3つをご紹介致します。
1. 韓国語力向上のための必須単語
韓国語は名詞の7割程度が漢字を由来としているため
ドラマやK−POPを聴いていると空耳できるときがあります。
が、オノマトペに関しては、ほぼベツモノ!(もちろん例外もあり)
なんとなく漢字を音読みすれば伝わる類いのものではないんですね。
韓国でも日本と同じように擬音語・擬態語を文中に多用する傾向にあるので
韓国語を学ぶ際にオノマトペの習得は欠かせないようです。
特に上級を目指さない方でも、
キラキラ・すべすべ・つるつる、などの単語を韓国語でおぼえれば
韓国コスメを選ぶ際の手助けになるかもしれません。
2. 気持ちがダイレクトに伝わる
じれったい!!もどかしい!!息苦しい!!
そんな感情を韓国語では”답답해”(タプタッペ)と言います。
嬉しい、悲しい、などの感情ををわざわざ長く説明しなくても
一言で表せるお手軽さ、オノマトペを知っていれば
韓国語上級者でなくとも味わえるんです。
3. オノマトペが指す印象の違いを楽しめる
日本語は「ドキドキ」、韓国語だと「ドゥグンドゥグン」、
日本語だと「すやすや」、韓国語なら「セグンセグン」。
韓国語はどちらかというと強い音、結構リアルな気がしませんか?
前者の例を見てみると、
日本語では、恋をしたときの胸の高鳴りを細やかに表し、
韓国語では、鼓動そのものの音を表現しているのかな…?
なんてひとつひとつ友だちと考えるのもなかなか楽しいものです。
いかがでしたか?
皆さんがオススメの、使い勝手のいいオノマトペや利点、
オノマトペを使った楽しいゲームなどのアイディアがあれば、
ぜひ教えてくださいね。
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今回は、文明同カフェの笑顔が素敵なマネージャーさんのご厚意により
大盛況のうちに、無事、第4回目のPLPイベントが終了致しました。
どうもありがとうございました!
PLPメンバー一同