おしらせ—第一回イベント開催しました!
8月9日土曜日、都内の韓国料理店にて
キックオフイベント『日韓ものくらべ』を開催いたしました!
集まって頂いたのは、日本人4名・韓国人2名の計6名。
今回は、交流とちょっとした発見をしてもらうことをメインとしたイベントです。
やったことは…
☆アイスブレーキング
—あなたと韓国/日本のつながり
—韓国に行ったときに発見したこと・もの
—日本に来たときの感想
などなどを話し合いました。
自己紹介ついでにほんの簡単なトークにするつもりが、話が盛りに盛り上がり1時間超。皆さんの自己紹介や韓国/日本とのコンタクトについて聞いていると「忘れていたけど、実は私も…!」などと思い出されるよう。日韓の繋がりが、実は身近にたくさんあるのではないかと気付かされます。
☆日韓ものくらべ
—おはじきとコンギトル(공기돌)くらべ
おはじきはルールが難しく、簡単そうに見えて意外と上手く行きません。コンギトルは、子どもの遊びにしてはなかなか難易度高めです!参加者みんなが、夢中になってそれぞれの遊びに熱中しました。^^
—手遊びくらべ
皆さん、「アルプス一万尺」の歌詞は29番まであること、ご存知でしたか?
そして韓国にも同じような、子どもの手遊びがあります。どちらも手先の技術やリズム、メロディーが独特で、思わず惚れ惚れしました。
他にも、「花いちもんめ」にあたる遊びもあることが判明。二手に分かれてメンバーを増やすべく歌いながらじゃんけんをする方法は同じですが、日本の歌詞は「ちょっと来ておくれ」「〜〜だから行かれない」なのに対し、韓国の歌詞は「なぜここにきたの」「お花を摘みにきたのよ」と、歌詞はだいぶ異なります。
—風呂敷とポジャギ(보자기)くらべ
韓流ドラマをご覧の方々にはおなじみかもしれません。シルクでできた光沢感のある包み布「ポジャギ」と、日本の風呂敷。日本人参加者からは「だいぶ違うよね〜」という声が上がったのに対し、実は「韓国もシルクで出来たものは珍しくて、一般家庭で使う包みは日本の風呂敷と同じだよ」という韓国人参加者からの指摘。ドラマで見たものが全てと思ってはいけませんね…!
他にも、その場でメンコを作ってみたりと(ルールは同じようです)、昔を思い出しつつ熱中した時間を過ごしました。幼少期の遊びには少なからず共通点もあり、違いは教え合いながら、幼い頃の記憶をたどりながらの交流でした。
☆参加者からの声をご紹介
・韓国にも「花いちもんめ」や「アルプス一万尺」のような遊びがあることを初めて知りました!初めて知ったのに、遊びながらなんだか懐かしい気分になったのが、少し不思議でした。
・似ているから親しみやすい、だけど少し違うから新鮮でおもしろい!
日本と韓国の遊びを比べる楽しさはそんなところにあるのかなと思いました。
・人との交流を介さず得られる情報には限りがある。相手国が制作したドラマでさえもその国の全ての事実は映し出せないし、映し出されたものが当たり前だと思ってはいけないと実感しました。
・相手国に長年住んでいるので、沢山のことを知ったつもりでいましたが、
まだまだ知らないことが多いと実感しました。
・今後の活動について、身近な話題から、難しめの内容まで色々と意見を出し合えたことも良かったと思います。
みなさん、ご参加どうもありがとうございました!
☆今後のPLPプロジェクトの方向性
韓国でのフリーハグ動画や日中韓の学生のざっくばらんな討論会など、全国的に草の根運動が広がっている昨今。たくさんの若者が東アジアの未来のために立ち上がっています。それでも政治の世界は変わる気配を見せません。
市民レベルの活動は必ず意味がある、そう信じている私たちですが、ただ地道に活動を続けているだけの自己満足で終わらせたくはない。私たちが行う活動を、いつか大きなムーブメントに繋げるための道筋を模索しながら、たくさんの日韓関係の団体に学びつつ進めて行きたいと思います。
新たな世代の私たちだからこそ切り開ける未来、ちょっとやそっとじゃ変わらないかもしれないけれど、一歩ずつ確実に進めるための活動やイベントを続けて行きます。
PLP日韓友好プロジェクトを、これからもどうぞよろしくお願いいたします。